ブラックメタル主体の独り同人サークルLe Mort Soleilのblog…なんだけど大部分は個人blog的な
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ようやく時間が取れたので、2月分もやっときます。
もうすでに3月も中旬だけれども…

とりあえず、先月聴いて良いなと思ったのはこんな感じ。
・Devin Townsend Project「Epicloud」
・Ihsahn「After」
・Mournful congregation「The June Frost」
・Mechanical Poet「Woodland Prattlers」

「お前そんなのも聴いてなかったのかよ」といった物が多々含まれておりますがご容赦をば。

感想は下から。

・Devin Townsend Project「Epicloud」


1.Effervescent! (00:44)
2.True North (03:53)
3.Lucky Animals (03:21)
4.Liberation (03:21)
5.Where We Belong (04:27)
6.Save Our Now (04:08)
7.Kingdom (05:29)
8.Divine (03:17)
9.Grace (06:09)
10.More! (04:05)
11.Lessons (01:07)
12.Hold On (03:57)
13.Angel (05:54)

カナダ生まれのメタル界の鬼才デヴィン・タウンゼンドによる個人プロジェクトの5作目。
前作Deconstructionのようなヘヴィでダークでぶっ飛んだ作風とは打って変わり、今作ではデヴィンの持つポップセンスが前面に押し出された作風になっています。
過去の作品の中ではAddictedに近い感じ。アネク嬢も参加してるし。
音像はアルバムタイトルやジャケットの通りというか、とにかく壮大にアレンジされた楽曲に相当にヘヴィなギターリフが絡み付いてくると言うのが基本になってます。

個人的には特にtr.6、7、10が気に入りました。
tr.6はアルバム一ポップな曲です。
クワイヤ&アネク嬢による大合唱と力強いベース&ギターでズンズンと進展していくのが基本になっています。
特に綺麗なのがメロの部分で、ズンズンとしたベースの上に壮大でかつ繊細なシンセとデヴィン&アネクのコーラスが重なっている様が透明感があって美しいです。
tr.7はtr.6から途切れずつながる曲で、スピードは遅いながらも音の重さはアルバム随一と言った感じの曲です。
なんでも2000年に出したアルバムPhysicistに入っていた曲の再録らしいです。
そういう楽曲ではあるのですが、この曲こそがまさに「Epicloud」と言う言葉を体現した感じになってますね。
ヘヴィなギターリフと重厚なクワイヤがたまりません。
tr.10は数少ないスピードチューンになっていて、なかなか即効性が高いです。
それでいて壮大さは損なわれておらず、ある程度緩急を付けることでなかなかスリリングな楽曲になっています。

ひとまず個人的には、前作のDeconstructionがデヴィンのダークサイドの集大成ならば、今作のEpicloudはライトサイドの集大成とでも言う感じがします。
とにかく全編通して壮大でヘヴィでかつポップであるということが一貫されていました。
唯一つ問題として、なんだか印象に残る楽曲が少なく感じました。
もっと聴きこめばそのあたりの認識も変わるかもしれませんが。

なんかデヴィン自身が、アルバム丸ごと解説付きでアップロードしてました。
良く見るとアップロード日時が発売前だし、流石デヴィン。



・Ihsahn「After」


1.The Barren Lands (05:12)
2.A Grave Inversed (04:25)
3.After (04:47)
4.Frozen Lakes on Mars (05:54)
5.Undercurrent (10:00)
6.Austere (06:16)
7.Heaven's Black Sea (06:15)
8.On the Shores (10:12)

ご存知、元Emperorの中心人物であるIhsahn先生の3rdアルバムです。ようやっと購入できました。
思えば何度注文取消しになったことやら…
とりあえず今回購入したやつには、レコーディングシーンやらなんやらが入ったDVDも一緒についててかなり満足。
内容としては、相変わらず先生らしいプログレッシブでエクストリームなメタルをやってます。
音像に関しては、このアルバムのジャケットがこれでもかと言うぐらい上手く表していると思います。
楽曲の邪悪さはEmperorから脈々と続いているのですが、どす黒いわけではなく灰色という感じです。

どれも良い曲なのですが、特にtr.2、4、5の3曲が気に入りました。
tr.2はとにかくヒステリックで変態としか言いようの無いぶっ飛んだ曲になってます。
エクストリームなメタルにサックスが絡んでいる辺りで十分に普通ではないのですが、このサックスがまた「本当にサックスなのか…?」と言った具合に暴れまくってます。
とにかくこの曲を聴いて、メタル+サックスはありだと確信しました。
tr.4は本作一ストレートな曲だと思います。
8弦ギターを使って先生流にメロデスやった感じ。サビはクリーンVo.ですが。
昔から知っていた曲ではありますが、このストレートなかっこよさが素晴らしいです。
tr.5は10分に及ぶプログレデスで、このアルバム最大のキラーチューン。
この曲を聴くためだけにでもこのアルバムを買う価値があるかもしれないと個人的には思ってます。
10分と言う長さを持て余すことなく緻密に構成された展開は非常にドラマチックで、途中に入ってくるサックスやクリーンな音と歪んだ音との対比が非常に美しい曲になっています。

流石は先生というか、個人的にはやはり大当たりのアルバムでした。
ブラックメタル的な所を求める人には全く向かないと思いますが、プログレッシブなメタルが好きな人は必ず琴線に触れるものがあるでしょう。
とりあえず去年でたEremitaも早く聴きたいなと。

余談ですが、Ihsahn氏を先生と呼ぶのは、よく下の動画シリーズでギターの練習をしてるからです。
ブラックメタルの基礎的な所も含まれてるので、興味あればどうぞ。



・Mournful congregation「The June Frost」


1.Solemn Strikes the Funeral Chime (03:52)
2.White Cold Wrath Burnt Frozen Blood (17:02)
3.Descent of the Flames (09:01)
4.The June Frost (04:24)
5.A Slow March to the Burial (06:49)
6.The Februar Winds (02:53)
7.Suicide Choir (12:49)
8.The Wreath (03:16)

オーストラリア生まれのフューネラル・ドゥーム界の重鎮バンドの3rdアルバムです。
これもまた昔から欲しかったのがようやっと手に入った形。
このバンドは、フューネラル界隈でも特にギターを前面に押し出す作風を採っており、かなりとっつきやすい部類に含まれます。
個人的には、シンセを前面に押し出しているSkepticismとこのMournful Congregationがフューネラル・ドゥームの中でもとくに好きにバンドになります。
本作もまたこのバンドらしくギターが非常に美しいアルバムになっています。
歌詞の内容は鬱や悲しみのような絶望的なものになってるみたいですが、楽曲の音像にはそういったどす黒い雰囲気はありません。
それどころかとことん澄み渡った音を出しており、それによって悲しみが演出されています。

特にこの曲をと選ぶならば、tr.2、tr.4とtr.7の3曲が素晴らしかったです。
tr.2はイントロに続く17分の曲です。
フューネラル・ドゥームはなんだかんだミニマルな展開になりやすいと言うことで、個人的にはずっと聴いてると疲れて来たりがあったりするのですが、このバンドの曲は結構展開が多いので飽きさせません。
まぁ同じことは他の曲にもいえるのですが。
この曲は特にここぞと言うところで楽器が加わったり曲展開が変わったりするのが非常に心地よかったですね。
tr.4はギターインストの曲になります。
正直これ以上に泣きのギターが綺麗な曲を聴いた事が無いです。
アコギを背景に、ツインリードのギターが泣きまくっています。
フューネラル・ドゥームバンドとしての経験から来たものなのか、とにかく素晴らしい化学反応を見せてくれていると思います。
tr.7はほぼアルバム最後の曲。
序盤から中盤のアコギ+男性の語り(?)パート → ドコドコする少し激しいパートと言った展開や、終盤の泣きのギターが美しい。
曲名のSuicide Choirの通り、所々でクワイヤが挿入されるのもなかなかドラマチックで良い感じ。

アルバム通していえることとして、とにかくどの楽曲も展開がドラマチックなのですよ。
フューネラル・ドゥームのバンドと言えど、多分この人達は多くのメタル好きに訴えかけることができるだけのポテンシャルを持っていると思います。

このアルバムがBandcampにアップされていたので貼っときます。




・Mechanical Poet「Woodland Prattlers」


1.Main Titles (01:39)
2.Stormchild (04:20)
3.Bogie in a Coal-Hole (05:48)
4.Sirens from the Underland (04:00)
5.Will O' the Wisp (02:01)
6.Strayed Moppet (03:43)
7.Old Year's Merry Funeral (06:41)
8.Natural Quaternion (11:10)
9.Shades On a Casement (03:38)
10.Swamp-Stamp-Polka (02:56)
11.End Credits (03:59)

ロシアのプログレ/パワーメタルバンドです。
バンドとはいえ、ほぼLex Plotnikoff氏によるプロジェクトのようなものらしいですが。
この人自体が何かゲーム音楽の制作やイラストレーターなどもやってると言うことで、その影響かこのアルバムもかなりコミカルな世界観を描いているように感じました。
ジャケもこの人が描いたらしいですね。ちなみに歌詞カードは漫画になってました。
音的にはかなりメロパワっぽいのですが、幻想的なキーボードやアルバム全体のドラマチックな構成、何回も登場する似たフレーズなどプログレメタルらしい部分も多くあります。

とりあえず一通り聴いて、tr.2とtr.8、tr.10が特に気に入りました。
tr.2はこのアルバムで一番激しいメロパワ曲です。
嵐の夜にハーピーが子供かなんかを攫いに行く感じの話だと思いますが、まさにその嵐の吹き荒れる夜という感じですね。
とりあえず何かメロパワらしいストレートなかっこよさのある曲です。
tr.8は4つの楽章からなる組曲です。
内容的には、風(Sylphs)土(Gnomes)水(Undines)火(Salamanders)の4つの精霊の世界を表現してます。
曲の雰囲気もそれぞれに合わせた感じで、風は明るく、地はどこか暗く、水は穏やかで、火は力強く表現されています。
このアルバムがもつ特徴を一曲に押し込めた感じですね。
tr.10はロシア的フォークメタルです。
内容的にはトロールがコインの取り合いをしているだけと言う内容になります。
このアルバムは全体的にコミカルなのですが、その中でもこの曲は群を抜いてコミカルですね。
なんというか雰囲気的にはフォークメタルも感じるのですが、聴いてる感じは吉本新喜劇でも見てるような気がしてきます。

どこかのファンタジー世界の日常の様子を演劇風味に描いてるのがこのアルバムであると思います。
激しい嵐の夜から、深い森の奥、さらにはトロール同士の馬鹿馬鹿しい喧嘩まで音楽でしっかりと表現できている点が素晴らしいと思います。
ある意味サントラ的だなという感は有りますね。中心人物がゲーム音楽の制作やってるし。
あとここまで触れませんでしたが、このバンドはなかなかプレイヤーの質が高く感じます。
特にこの様々な世界観をきちんと歌い上げるボーカルの表現力の高さはかなりのものだと感じましたね。



Fenの新譜とか入れるか迷ったものも多々ありますが、とりあえず先月聴いた中ではこんなところです。
今月の分にはおそらくEToSの新譜とか入ってくるかもしれません。

最後に、最近たまたま見かけたやつでなかなかかっこよかった某曲のアレンジを貼って終わります。

グロウル版


とりあえず早く内定貰って同人活動再開したい('、3_ヽ)_
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